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日々是精進

日々の備忘録

シマンテック社の社長交代

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外資ITは社長が変わると組織が変わると言いますが、その中でもよく社長が変わっている印象のあったシマンテック社。気が付くと、日本法人は今年1月から元マイクロソフトの方が社長に就任されていました。米国では2005年のベリタス買収から11年の時を経て、セキュリティ会社(シマンテック)と情報管理会社(ベリタス)に事業を分割する中で、日本は体制を維持との事。

シマンテックジャパンの社長歴(簡略版)>:
■2003年に木村 裕之氏 ベリタスソフトウェア代表取締役社長に就任
■2005年の合併によりシマンテック代表取締役社長に木村氏 就任
■2008年4月1日 加賀山進氏 就任(元ピープル社長)
■2010年5月18日 河村浩明氏 就任(元サン社長)
■2014年5月~日本法人トップはアジア太平洋/日本地域担当シニアバイスプレジデントが兼務。エイドリアン・ジョーンズ氏
■2015年2月10日 関屋剛氏 就任(元オラクル)
■2016年1月27日 日隈 寛和氏 就任(元MS執行役)

 

2005年から2016年までの11年間で6名の社長交代劇。

特に直近は短いので何がどうなったのか、気になる所。

外資系企業はTOPが変わるとマネジメント層を引き連れて、ごそっと変わるといいますが、社長の元いた会社を見てみると、あの人があのタイミグであそこに行ったのはそういう事かと今更ながらに感じたりします。


シマンテックジャパンの社長歴(詳細版)>:
■2003年に木村 裕之氏がベリタスソフトウェア代表取締役社長に就任
(1954年生まれの木村氏は、電気通信大学を卒業後、東京重機工業(現JUKI)勤務を経て、1989年にサン・マイクロシステムズに入社。常務取締役インダストリー営業担当などを歴任した後、2003年1月にベリタスソフトウェアの代表取締役社長に就任)
■2005年の合併によりシマンテック代表取締役社長に就任

■2008年4月加賀山進氏が4月1日付で代表取締役社長に就任
(米シマンテックバイスプレジデントを兼務)
木村裕之氏は会長エグゼクティブ・アドバイザーに。
(その後、木村氏は8月1日付でSF.COMの執行役員副社長に就任)
(その後、木村氏は2010年1月4日付で、シトリックス・システムズ・ジャパンの副社長に就任)

(加賀山氏の経歴:IBM27 年。2002年にIBMを離職、2004年まで日本ピープルソフト株式会社の代表取締役社長。2004年から2007年は当時オランダ系の企業であるジェトロニクス社の日本法人であるジェトロニクス株式会社の代表取締役社長(その後、NTTデータに持分売却)


■2010年5月18日 河村浩明氏が社長就任

河村氏の経歴:
1956年生まれ 東大工学部卒
日製産業株式会社 (現、株式会社日立ハイテクノロジーズ)
EMC ジャパン株式会社
日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社
日本オラクル株式会社 常務執行役員
サン・マイクロシステムズ株式会社 代表取締役社長(2009年4月~)


■2014年5月:シマンテック日本法人の社長退任 河村浩明氏
→河村氏は9月に設立されたDropboxの日本法人社長に就任

■その後、日本法人トップはアジア太平洋/日本地域担当シニアバイスプレジデントが兼務。
エイドリアン・ジョーンズ氏

■2015年2月10日、常務執行役員の関屋剛氏が代表取締役に就任
(1962年生まれの52歳。三谷産業日本オラクルを経て、2012年にシマンテック入社。常務執行役員としてコマーシャルビジネスを統括し、中堅・中小企業市場に特化したチャネルパートナーシップの推進と管理を担当)

■2016年1月27日
シマンテック日本法人 代表取締役社長に日隈 寛和(ひぐま ひろかず)氏が就任

日隈氏の経歴:IT業界において20年以上。日本アルテラ株式会社および日本マイクロソフト株式会社で要職を歴任。日本マイクロソフトではDynamicsビジネス本部長および執行役を務め、ソリューション販売、マーケティング、チャネル開発および管理、テクニカルサポートなど、日本における事業全般を担当。


<米シマンテック社の動き>
Symantecは2005年にVeritas Software(ストレージ管理ソフトウェア)を約135億ドルで買収

2015年:
Symantecはセキュリティに特化した会社と、情報管理(ストレージとバックアップ事業)に特化した会社の2つのブランドに分割(2つの公開企業へ)。

セキュリティ事業:
・コンシューマーとエンタープライズ向けのエンドポイントセキュリティ
・エンドポイントマネジメント
・暗号化
・モバイル製品
SSL(Secure Socket Layer)証明書
・ユーザー認証
・データ紛失防止
・ホステッド/マネージドセキュリティ

・メール/ウェブ/データセンター用セキュリティ

 などの各ソリューションを担当

情報管理の会社「Veritas Technologies Corporation」:
・バックアップ
リカバリ
・コンテンツアーカイブ
・eDiscovery
・ストレージ管理
・可用性ソリューションなどの事業を引き継ぐ

Symantec最高経営責任者(CEO)は引き続きMichael Brown氏
情報管理に特化した新会社は、ゼネラルマネージャーとしてQuantumのプレジデント兼最高執行責任者(COO)を務めたこともあるJohn Gannon氏が起用

2014年3月期の売上高:
・セキュリティ分野 42億ドル
・情報管理分野   25億ドル

2018年に両分野の市場規模
・セキュリティ分野 380億ドル(予想)
・情報管理分野   160億ドル(予想)

→日本での事業については「現時点では現行体制を継続する」

 

 

2017年4月追記:

2017年4月3日に波立行智(はりゅう ゆきのり)氏を執行役員社長に任命とのニュース。
波立氏は、シマンテック入社以前は、ブルーコート日本法人の代表執行役員社長を経験。
複数のセキュリティ企業の上級職を歴任らしいです。

買収されたブルーコート側の幹部がシマンテックの要職についていくようで、注目です。

japan.zdnet.com