人工知能(AI)のトレンド(2016)
人工知能(AI)について調べた際の覚書
専門的な事はさておき、現状意識すべきことは
「【ビッグデータ×機械学習】の産業や社会への最適化」ということ。
人工知能銘柄の企業と出会った際には、その企業のサービスが3つのうちのどこに属するのかをざっくり理解。
①インフラ(SAP、オラクル、ワークスアプリ 等)
②分析(SPSS、SAS)
③アプリ(スタートアップ企業はアプリが多そう)
(※アマゾン、google、MS、IBM、SAP、HP、オラクル、等の企業はインフラと分析のミックス)
画像解析、個人最適化、音声対話、マーケはだいぶ進んでいて、
これから広がりつつあるのが、セキュリティ、農業、HR、教育。
最先端が自動運転、医療、法律。
HR的にはマッチングや採用業務の自動化などのサービスが出てきてます。
参考:http://hrog.net/2016031531149.html
■キャリアトレック(ビズリーチ)
■SmartHR(株式会社クフ)
■Talentbase(アトラエ)2016年6月15日上場予定
ビジネスパーソンのプロフィールデータやソーシャルメディア上のアクションデータ等を保有するデータベース。175万人(平成28年3月末時点)
TalentBaseが保有するデータベース及び解析アルゴリズムを活用し、ビジネスパーソンに出会いの機会を提供するスマートフォンアプリyentaを平成28年1月にリリース
以前にこちらで触れたワークスアプリケーションズ社はHUEという人工知能系EPRを2015年リリース。MBOで上場廃止したのは、当時この人工知能系の開発の理解が得られなかったからだとか何とか。北京大出身の超優秀エンジニアなどを多数採用し、すでに社内外人比率2割とか。
■HUE(ワークスアプリケーションズ)
現場の生産性を高めるためのAI活用を試行錯誤し始めた無印良品さんの記事:
http://news.mynavi.jp/kikaku/2016/05/16/002/?utm_source=lift-135987&utm_medium=logly
年間700時間も日々の改善提案まとめに使っていた時間を最適化するシステムを作ってみたとの事。
キーワード的には2020年にはあらゆるモノがネットに繋がり、その数500億台(予測)。その際のデータ量は40ZB(ゼタバイト)。
1兆GB(ギガバイト)=10億TB(テラバイト)=1ZB(ゼタバイト)
日本の人工知能系の最先端研究は大学以外ではこちら
・NICT 情報通信研究機構
・ATR 国際電気通信基礎技術研究所
2020年の東京オリンピックに使えそうな無料スマホアプリ(VoiceTra)を上記NICTが提供済みのようです。
【VoiceTra<ボイストラ>】
日英中韓など27言語(広東語などの地域語を含めて30言語)に対応
(Apple)https://itunes.apple.com/jp/app/voicetra/id581137577?mt=8
(Android)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.nict.voicetra&hl=ja
今後もっと便利になりそうな自然な質問で有益な回答が得られるであろう情報分析システム(WISDOMX)もNICTが一般公開中との事。
これは色々便利そう。
人工知能×ドローンで、以下のような取り組みもあるようです。