箱もの系ビジネスの海外展開に関して(2016)
「イオンファンタジーがアジアで知育を重視した室内遊戯施設(「ファンペッカ」を今後3年間で20店舗規模に)」
http://newswitch.jp/p/5057
知育玩具は北欧が進んでいる印象でしたが、ファンペッカも北欧イメージのようで、妖精トント(サンタさんのアシスタント)が魔法をかけた「フィンランドの町」設定の新型のテーマプレイグランドらしいです。
参考動画:FOR YOUR SMILE ~イオンファンタジー笑顔の仕掛人~
(ファンペッカが何かは映像の6分頃から説明)
子供向けという所がとても良く、良い意味で小さいころから日本の良いものをインプットしていければなと。個人的には子供はシール貼りが好きな印象なので、プリクラも相性がよさそうかなと。女子中高生向けの高機能ではなく、低機能低価格版で普及していきそう。
海外展開の教育となると公文が頭に浮かびますが、1955年に大阪で誕生した公文教室は19年後の1974年にニューヨークに海外第1号教室。現在は48か国に展開中(生徒数427万人)のようです。
http://www.kumon.ne.jp/kumonnow/topics/vol051/
水族館、スーパー銭湯などの日本製のアトラクションは大人メインになりそうですが、子供にも受けそうかなと。
ところで、「大江戸温泉」は2015年前半に資本がキョウデンからベインキャピタルに変わっていて、以下のIRによると海外展開もありそうです。(2015年売上高350億円、従業員数3,000名を要する国内最大手の温泉旅館チェーン)
http://www.baincapital.co.jp/wp/wp-content/uploads/150213_Spring-website-release.pdf
箱ものはスタッフ集めも課題の一つ。
人を口説ける採用力と育成力のある人事を迎えることが企業成長に繋がりそうです。
■イオンファンタジー
株式会社イオンファンタジーは、大型ショッピングセンター内において児童向け遊戯施設を運営するイオングループの企業。(4482名、売上466億円、経常8.3億円(2015年2月期))
株主構成:イオン株式会社 62.58% その他 37.42%
97年設立で2005年に東証一部、2015年にダイエー子会社のファンフィールドとも合併し、店舗数、売上とも業界No1のアミューズメント施設運営企業。
展開している店舗数は全世界で804店舗(2016年6月21日現在)
日本:497
中国:142
マレーシア:76
タイ:56
フィリピン:20
ベトナム:6
インドネシア:5
カンボジア:2
東京はどこにあるのかとWEBサイトを見てみると18店舗ありました。最寄りに行ってみたいと思います。
イオン全体の売上は8.1767兆円、経常1796億、純利益60億)
イオンリテールが大幅な営業赤字で苦戦中
http://diamond.jp/articles/-/88227