日々是精進

日々の備忘録

東京に出てきた一人っ子が親の死後、地元のお墓をどうするか。(お墓のシェア)

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色んなものをシェアできるようになった昨今ですが、お墓のシェアも普及してきているようです。シェアというと違和感がありますが、共同墓というと何となく違和感がない印象。電車の中吊り広告で、永代供養墓(えいたいくようぼ)、合祀墓(ごうしぼ)、共同墓、集合墓、合葬式納骨堂などの広告を見かけますが、同じ意味合いのようです。

田舎に帰省するタイミングも減り、お墓参りすらできない先祖代々の墓をどうしようかという時に、お寺にずーっと(永代)供養と管理をお任せできると考えるとアリなのかなと。

ポイント:
・過去の宗派は問わない(例外あり)
・費用はざっくり一人辺り10万~100万位(追加費用無し)
・各お寺で名前が異なる(浄縁墓、永遠墓、生前個人墓、永代供養塔、倶会一処墓、永代納骨堂、永代供養廟(びょう)、永代納骨廟、など)

お寺のWEBサイトを見ると、川崎大師(真言宗 智山派)や築地本願寺浄土真宗本願寺派)といった有名なお寺以外は少々古めかしい四角いHPが多く、ネットを通じた集客という概念を持っていないところが多い印象です。(集客と言ってはいけないのかもしれませんが)

 

お仏壇の「はせがわ」が提供する共同墓は場所の利便性がありそうです。
(はせがわ社はお寺ではないので、どんなスキームなのか不明です)

こちらは浄土真宗大谷派のお寺「證大寺」
生きているうちのコミュニティ作りにも力をいれているようです。

お寺の各宗派に関しての記事:

改葬(お骨を移す)には、どうすればよいのかは、各市町村のHPに載っていそうです。
例:新宿区 
http://www.city.shinjuku.lg.jp/todokede/koseki02_000013.html

「改葬許可申請書」というものが必要のようです。
■手続きに必要な書類(新宿区の場合)
・改葬許可申請書…市区町村役場に提出する申請書(遺骨一体につき一枚必要です)
・墓地の使用許可証…新しい墓地で発行された使用許可証の原本
・埋葬証明…現在遺骨が埋葬されていることの証明(改葬許可申請書に証明してもらってもよい)
・印鑑…申請者の印

どのような共同墓が良いのかなどサポートしてくれるNPOもあるようです。
NPO

永代供養推進協会
スノードロップ

お墓問題も大事ですが、やはり生きているうちに親との対話を大事にしたいなと感じるところです。
介護が始まる前に親との会話を進めるツール:親ブック